2014年6月22日日曜日

起業家に学ぶ予測不能な未来の生き抜き方

○内容
これからは今まで以上に予測が難しいことが増えてくるので、分析に
時間をかけすぎたり、商品が売れるのか売れないのかを議論するのは時間の無駄になる可能性高い。今から解決しようとする問題が予測可能なのかを判断してアプローチの仕方を変えないとだめですよ

○キーワード
・プリディクションとクリアクション (本書での造語)。
プリディクションは、未来は過去からの連続で今後も十分に予測可能な場合は目標と計画を立てて実行すること。リスクを避け、プラスの収益になるように考えることが前提。
生産計画などはおおむねこちらか。
一方で、クリアクションの考え方は将来の予測が難しい事例に対して、まずやれることを試してみること(小さく賢い一歩)が重要。試した結果を許容損害に対してどうなのかを確認し、次の一歩を決めていく手法。市場の理論や予測、戦略にこだわらず、アイディアを実現するためにきちっとした道筋を定めないことで、予想外の問題や障害をチャンスと考えられるようにする。
 新規の製品開発などは売れるか売れないかを色々考えるより、まずは手持ちのリソースで可能なものを作ってみて、客の意見を聞くほうが早い。ここでの反応をもとに軌道修正をするといったところか。
 
  表面的にはPDCAサイクルを回すのとあまりかわらないように感じるが、目標に対する考え方や問題の捉え方に違いがあるみたい。


○感想
 
 
 予測が難しい場合は「まずやってみましょうよ」という極シンプルな考え方だが、意外とできていなように思う。
以前、参加した新製品開発の打ち合わせで、色々と予想を立てて、それに対してみんだが色々と意見を述べるが結局はやってみなけりゃわからないことを永遠と議論しただけだったのではと思う。会社だとどうしても許容損害とか目標が曖昧なまま進めるのは理解が得られないだろうし・・・。
予想が難しい内容に対してはほどほどの議論で止めるようにこころがけよう。








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